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お知らせ

メルマガ第25号 「紅葉」について

2014.10.15

 

10月に入り、各地では運動会や秋祭り、イベント事が目白押しでとても賑わっています。当社もクールビズが終了し衣替えになりすっかり秋めいてきました。
 
今回、10月のメルマガは倉敷本店:勝田が担当させていただきます。
宜しくお願いします。
 
秋になりますと私は季節を感じる為に家族と一緒に紅葉狩りに出かけます。
 
なので、今回のテーマは「紅葉」についてです。
 
紅葉と一口に言っても、赤くなる葉と黄色になる葉があり、紅葉のメカニズムがちがいます。
葉に含まれる色素には緑色のクロロフィル(葉緑素)、黄色のカロチノイド(カロチン類とキサントフィル類)があります。量はクロロフィルがカロチノイドよりずっと多いので、黄色はめだたず葉は緑色に見えます。寒くなり、日照時間が短かくなると、葉のはたらきが弱まり、クロロフィルが分解され、クロロフィルに隠されていたカロチノイドの色がめだって黄色になります。
紅葉する葉では、落葉前にカロチノイドが残るところは同じですが、それに加えて細胞中にあった糖分がアントシアンという赤色の色素に変わり、赤い紅葉になります。
厳密には赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるのを「黄葉(おうよう)」、褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」と呼ぶようですが、同じ時期なのでともに「紅葉」として扱われることが多いようです。
 
日本における紅葉は、9月頃から北海道の大雪山を手始めに始まり、徐々に南下します。
紅葉の見頃の推移を桜前線と対比して「紅葉前線」と呼びます。紅葉が始まってから完了するまでは約1か月かかり、見頃は開始後2025日程度といわれています。
 
ですが、近年において地球温暖化が進み環境の変化が著しいです。
ある気象予報士の20509月の気象予報では、熱波の影響で京都の紅葉の見ごろはクリスマスごろになりそうと予想しています。
こんな事を聞いてしまうととても不安になってしまいます。
 

とても大事な地球です。出来る事から積極的に環境問題に取り組みたいと思います。