時価額と再調達価格
2014.10.29
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お世話になります。倉敷本店の光森です。
本日は時価額と再調達価格について少しお話したいと思います。
少し、難しい言葉で言えば下記のようになります
時価額…損害が発生した時の発生した場所における保険の対象の価格であって、再調達価格から使用による消耗分を差し引いた金額をいいます
再調達価格(新価格)…損害が発生した時の発生した場所における保険の対象と同一の構造、質、用途、規模、型、能力のものを再築または再取得するのに必要な金額をいいます。
火災保険において現在、時価額の保険と再調達の保険とが両方ございます。一般の住宅等であれば再調達価格になっていることが多いと思います。しかし昔から保険の内容を変えていないとかであれば時価額ということもあるでしょう。
結局何かと申しますと時価額では元通りにはならないということです。再調達価格で保険をかける方がよいかと思います。しかし保険の対象(何にかけるか)によっては時価額でしか引き受けられない場合もございますので保険会社、代理店にお確かめください。
時価額での保険金支払いは複雑です。それはまたの機会にお話できたらと思っております。
急に寒くなってまいりました、お風邪などひかれませんように