メルマガ第18号 「平成26年度の年金額」について
2014.3.15
-
いつもお世話になっております。倉敷本店の山本です。日中になると車の中も段々と暑いくらいになってきました。春もすぐそこの陽気ですね。今回のメルマガは平成26年度の年金額についてです。20歳から60歳になるまでの40年間全額保険料を納めた方は、満額の老齢基礎年金が支給されます。年金額は、毎年の物価や賃金の変動に応じて翌年度の年金額を改定(上昇時には増額、下落時には減額)する仕組みを基本としています。しかし、現在の年金額は過去の下落時に特例措置として年金額を減額せずに据え置いたことにより、平成25年4月現在で本来の年金額より2.5%高い水準(特例水準)となっていました。これを平成25年度から平成27年度までの3年間で解消するために平成25年10月に1%の引下げが行われ、平成26年に1%、平成27年4月に0.5%引下げが行われる予定でした。しかし、平成26年4月の下げ幅は、物価や賃金の変動を考慮して0.7%の引下げとなりました。その結果・平成26年3月までの国民年金老齢基礎年金(満額):1人分 778,500円/年(64,875円/月)・平成26年4月からの国民年金老齢基礎年金(満額):1人分 772,800円/年(64,400円/月)と、年間5,700円の減額となります。※ 実際に引下げとなる額については、端数処理などの理由により、平成25年10月〜平成26年3月の年金額の0.7%に相当する額と完全に一致するものではありません。なお、受給者の受取額が変わるのは、通常の4月分の年金が支払われる6月からです。