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列車との事故は、命に関わるような大事故になりうるだけでなく、地域住民の足を奪うなど日常生活に多大な影響を及ぼします。
そこで今回は、万一踏切内で車が動かなくなったときに、列車との事故を避けるためにドライバーがとるべき措置についてまとめてみました。

◇踏切事故を回避するための基本的措置
・同乗者がいるときは先に避難させる
車内に家族などの同乗者がいるときは、まず、同乗者を先に降ろして安全な場所へ避難させます。
同乗者のなかに、幼児や子ども、高齢者、身体の不自由な人がいる場合は、優先して避難させましょう。

・協力を求めて車を踏切外に移動させる
同乗者も含め、近くにいる人に協力を求めて、ギアを「N(ニュートラル)」にして車を踏切の外に押し出します。他車がいる場合には、ロープなどでけん引してもらう方法もあります。
※列車が接近している場合は移動はせず、裏面の措置をとってください。

★踏切を通過中に遮断機が閉じてしまったとき
踏切を通過中に遮断機が閉じてしまったという場合、次の二つのケースが考えられます。
・遮断機が閉じ始めているにもかかわらず強引に踏切に進入した。
・踏切の前方が混雑していて踏切内で停止しているうちに遮断機が閉じてしまった。
これらはいずれも違反行為であり、避けなければならないことですが、万一そのような事態になったときは、車で遮断機を押して一刻も早く踏切の外に出るようにします。
遮断機が破損する可能性もありますが、列車との衝突事故を避けることが最優先です。

◇踏切内で立ち往生した時の措置
踏切内で車両故障等により車が動かなくなり、車を移動させることが困難で立往生してしまった場合は、ただちに下記の措置をとり、異常事態を列車に知らせなければなりません。

1.踏切支障警報装置の活用
踏切支障警報装置のある踏切では、警報機の柱などに取り付けられている「非常ボタン(踏切支障警報装置)」を押します。
ボタンを押すと、鉄道用の信号が停止信号に変わり、列車に異常事態を知らせるようになっています。

2.発炎筒の使用
踏切支障警報装置のない踏切では、車に携行している「発炎筒」を活用して、できるだけ早く列車に知らせるようにします。
【発炎筒の使用に際しての留意点】
・発炎筒のキャップを抜き、キャップ頭部の薬剤でマッチを擦るように「薬剤同士をすりあわせて着火」します(キャップを外しただけでは何も起きませんから、日頃から手にとって使い方を確認しておくとよいでしょう)。
・発炎筒を使用するときは、周囲に引火物(特に燃料漏れなど)がないことを確認し、煙にまかれないよう風向きにも注意しましょう。
【発炎筒の保管時の留意点】
・発炎筒は、必ず車内の「手の届くところ」に、置いてください。多くの車では、運転席又は助手席の足下などにブラケットがあるので、それを利用しましょう。
・発炎筒は使用期限(4年)があります。車検を受けるときなどに、期限切れになっていないか確認しましょう。

3.燃えやすい物の利用
発炎筒がなかったり、使い切ってしまったりしたときは、紙類や衣類その他の燃えやすく煙の出やすい物を使って、列車に知らせるようにします。
物を燃やすときは、発炎筒の使用時と同様に、周囲に引火物がないことを確認し、煙にまかれないよう風向
きにも注意しましょう。

投稿日時: 2020年02月19日


裏道は狭い道路が多く、車の通行には適していません。しかし、渋滞を避けるために裏道を走行したり、
目的地に早く到着するための「抜け道」として利用している車もみられます。裏道走行には、幹線道路と
は異なるさまざまなリスクがあります。そこで今回は、裏道走行のリスクと留意点についてまとめてみま
した。

〇裏道走行に潜むリスク
【裏道は車の走行に適した道路交通環境とはいえない】
 裏道の多くは、センターラインも歩車道の区分もなく、道幅も狭い道路です。利用者の主体も歩行者や自転車ですから、車の通行に適した道路交通環境が整備されているとは限りません。
 こうした裏道を走行する場合の主なリスクをあげてみましょう。
・路面の道路標示によく注意しないと見過ごしてしまうような交差点(十字路や丁字路)が多い。
・通行している歩行者や自転車の側方を通過するときに安全な間隔がとれない。
・対向車があるときは、どちらかが退避しなければ通行できない。
・交差点だけでなく、道路に面した住宅の出入口からも歩行者や自転車の飛び出しがある。

【「抜け道」の走行には、さまざまな制限がある】
 裏道を「抜け道」として利用するのは、裏道は交通量が少なく、信号機もほとんどないことから、幹線道路よりもスムーズで、時間的に早く走れるという思い込みがあるためと思われます。
 しかし、裏道には先にあげたリスクがあり、安全に走行するにはさまざまな制限がかかります。例えば、歩行者や自転車が通行している場合は、スピードを出して走行することは困難です。歩行者や自転車がいない場合でも、小さな見通しの悪い交差点などからの歩行者や自転車の飛び出しなどに備えるには、スピードを落とす必要があります。さらに、対向車がある場合、安全にすれ違うためには一時停止か徐行を行います。
 このように、裏道を「抜け道」として利用しても、思ったほどスムーズに早く走れるわけではありません。それを考えれば、「抜け道」の走行はリスクのほうが大きいといえるでしょう。

〇裏道走行時の留意点
 裏道は基本的に生活道路であり、周辺住民のための道路ですから、裏道沿いの居住者以外の人が車で利用するのはできるだけ避けるのが望ましいといえますが、やむを得ず裏道を走行する場合は、安全をしっかりと確保した走行を心がける必要があります。
 裏道走行には、大きく二つのパターンがあります。
1. 渋滞等による迂回路として、これまで走行したことのない裏道を利用する場合
2. 裏道を「抜け道」として日常的に利用している場合
 1は、初めて走行する裏道であり、2は走り慣れた裏道といえますが、1と2では、少し留意点が異なります。
【初めての裏道を走行する場合の留意点】
 初めての裏道を走行する場合、その道路の形状や交通環境がわかりませんから、どこにどのような危険が潜んでいるかを的確に予測することはできません。また、幹線道路のように案内標識が設置されているわけでもありませんから、どのような経路を辿れば目的地につながる道路に合流できるかわからず、カーナビに頼りがちになります。
 初めて走行する裏道では、スピードを十分に落とすとともに、交差点を示す路面標示や「飛び出し注意」「通学路・速度落とせ」といった看板などにも十分に目を配り、危険を早めに察知するという姿勢で運転することが大切です。また、走行中にカーナビを注視すれば違反行為となるだけでなく、前方への注意が欠けてしまい非常に危険です。カーナビを操作するときは空地など安全な場所に停車して行う必要があります。

【「抜け道」として利用している場合の留意点】
裏道を日常的に「抜け道」として利用している場合、その道路の形状や交通環境、走行経路もよくわかっていますから、特に危険はないように思われますが、慣れからくる落とし穴があります。それは油断や思い込みです。
 油断が生じれば、警戒感も薄れて周囲への目配りもおろそかになり、スピードも上がってくるおそれがあります。また、経験から、この十字路は飛び出しがあるが、向こうの丁字路は飛び出しはないなどと思い込みで運転してしまい、状況の変化に対応できないおそれがあります。常に、初めて走行する道路と同じ慎重さをもって走行するようにしましょう。

投稿者:本社 稲澤

投稿日時: 2020年01月15日


年の瀬も押し迫って参りましたがお元気でお過ごしでしょうか?

ハンドルを握ると、特に先を急ぐ必要がないときでも、先を急ぐような運転になりやすいと言われてい ます。
忙しいとき、スケジュールに遅れが生じているときなどは、心理的にも先急ぎの傾向が強まります。
そこで今回は、先急ぎが運転に与える影響や先急ぎ運転を防止するためのポイントについてまとめてみました。

【先急ぎが運転に与える影響】
○速度の出しすぎなど危険な運転に陥りやすい
先急ぎは、次のような危険な運転につながるおそれがあります。
・法定速度や道路交通環境に応じた安全速度を考慮せずに走行する。
・信号が黄から赤に変わっても強引に交差点を通過する。
・対向車の直前を右折する。
・追越しや進路変更を繰り返す。
・無理な割り込みをする。
・発進しかけている路線バスを追越す。

○安全確認が不十分になりやすい
先急ぎ運転になると、一時停止や徐行による安全確認が不十分になりがちです。
また、自分の目で安全確認をする余裕がなくなって前車の動きに追従して行動する、いわゆる「つられ運転」になりやすくなります。
さらに、交通場面におけるさまざまな死角に対する目配りもおろそかになりがちです。
そのため、危険を見落としたり発見が遅れる危険性が高まります。

【先急ぎの運転を防止するポイント】
○早めの出発を心がける
先急ぎの気持ちは、遅れが生じるなど時間的余裕がなくなった場合に強くなります。
時間的余裕がなくなると、人は何かを省略しようとしますが、運転の場合、ハンドルやアクセルなどの操作は省略できませんから、安全確認などを省略しがちになります。
こうした事態を防止するために、常に早めの出発を心がけましょう。
また、日頃から運行経路における道路工事やイベントなどの情報を積極的に収集し、渋滞が予想されるときは、より早い出発をするなどして、渋滞に巻き込まれても余裕を持てるようにしておきましょう。
そうすることで自分の目による確実な安全確認ができ、「つられ運転」の防止にもつながります。

○先を急いでも時間短縮にはならないと考える
先を急いで速度を出したり、追越しや進路変更を繰り返しても、信号交差点の多い一般道路では、それほど時間が短縮されるわけではありません。
むしろ危険な運転行動による交通事故などのリスクが大きくなるだけです。
また、危険な運転行動は緊張感を伴いますから、疲労も生じやすく、それが蓄積されれば漫然運転などの別なリスクも高まります。
先急ぎの運転は「百害あって一利なし」と考えましょう。

投稿者:本社 稲澤

投稿日時: 2019年12月16日


菊の香り漂う霜月を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

「ながらスマホ」によるわき見運転などが原因の交通事故が増えています。
そのため道路交通法が改正 され、スマホ等の「ながら運転」に対する罰則の大幅な強化等が2019年12月1日より施行されます。

【スマホ等の「ながら運転」を厳罰化(令和元年12月1日施行)】
○携帯電話使用等の厳罰を強化
運転中の携帯電話等の使用によって交通事故を起こすどの「交通の危険」を生じさせた場合は、反則金(交通反則通告制度に基づいた行政処分。刑事罰が免除され前科はつきません。)は適用されず、すべて罰則(刑事処分。懲役や罰金が科せられ、前科がつきます。)が適用されます。

○違反点数3倍、反則金も約3倍に引き上げ
走行中にスマホ等を使用した場合の違反点数は、「交通の危険」を生じさせた場合も「保持」していた場合も3倍に引き上げられ、「保持」していた場合の反則金も約3倍に引き上げられます。

○運転免許の効力の仮停止の対象に追加
携帯電話使用等(交通の危険)の違反をし、交通事故を起こして人を死傷させた場合、免許の効力の仮停止の対象となります。
運転免許の仮停止とは、悪質で危険な運転行為をした場合、即座に運転免許を停止できるものであり、事故を起こした者を早急に道路上から排除するため、緊急に行う処分のことです。

【携帯電話使用等の罰則および違反点数、反則金】
○携帯電話使用等(交通の危険)
・改定前
罰則:3か月以下の懲役又は5万以下の罰金
違反点数:2点
反則金:普通車 9千円(車種により異なる)

・改定後
罰則:1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
違反点数:6点(免許停止)
反則金:非反則行為となり、すべて罰則を適用

○携帯電話使用等(保持)
・改定前
罰則:5万円以下の罰金
違反点数:1点
反則金:普通車 6千円(車種により異なる)
・改定後
罰則:6か月以下の懲役又は10万円以下の罰金
違反点数:3点
反則金:普通車 1万8千円(車種により異なる)

投稿者:本社 稲澤

投稿日時: 2019年11月15日


朝夕はめっきり冷え込むようになりました。
お体の調子はいかがですか。

利用者の多いコンビニは、車だけでなく歩行者、自転車などさまざまな交通パートナーが出入りしてい
ます。
駐車場内はスピードが出ていないこともあって気が緩みがちですが、実は周囲への安全確認が特に 必要な場所です。
今回はコンビニ駐車場に潜む危険と安全確保のポイントをご紹介します。

【コンビニ駐車場に潜む危険】
○駐車場は死角が多い
駐車車両は死角を作ります。
ワンボックスカーのように車高の高い車はもちろんですが、乗用車の場合でも、子どもや車椅子の人は隠されてしまうことがあります。
また、配送用のトラックが駐車している場合には、より一層死角が大きくなり、歩行者や自転車の発見が遅れることがあります。

○利用者の動きが重なる
コンビニ駐車場は、歩行者と車の通行区分がはっきりしないため、どこから歩行者が現れるかわかりません。
自転車も同様で、駐輪場所に駐輪しないことも多く、知り合いの歩行者のところへ寄っていったりと、車、歩行者、自転車それぞれの動きが複雑に交錯します。
また、車止め付近を通行している歩行者もいますから、駐車時に両側の車ばかり気にしていると危険です。

○駐車場を通り抜けに利用する車もある
信号のある交差点の角にコンビニがある場合、左折車が赤信号で停止することを嫌って、コンビニの駐車場を
通り抜けようと急に進入してくることがあり、駐車場から出ようとするときなどに衝突する危険があります。
自転車やバイクも同様の行為をすることがありますが、こうした車は駐車するわけではありませんから、あまり減速しないケースもみられ、発見が遅れると事故につながるおそれがあります。

【コンビニ駐車場での安全確保のポイント】
○死角に注意し徐行して進行する
駐車場内では、決して油断せず、駐車車両の死角に注意して、いつでも停止できるよう徐行して進行しましょ
う。
特に子ども連れの家族が歩いている場合は、親と子どもが手をつないでいるかどうかを確認しましょう。
万一、手をつないでいない場合は、急に走り出したりすることがありますから、子どもの動きに十分注意する必要があります。
また、子どもを乗せた自転車や高齢者の乗った自転車など動きが不安定な自転車が駐車場内を通行しているときは、一時停止して様子をみましょう。

○通り抜けの車や自転車に注意する
駐車するためではなく、通り抜けるために駐車場を利用する車もいます。
こうした車は先を急いでいることも多く、あまり減速しなかったり、安全確認を十分にしないこともあります。
特に自転車の場合は、かなりのスピードで通り抜けていくことがよくあります。
交差点角のコンビニでは、通り抜けの車や自転車があることを頭に入れておきましょう。
なお、駐車場を通り抜けに利用するのは、きわめてマナーの悪い危険な行為ですからやめましょう。

投稿者:本社 稲澤

投稿日時: 2019年10月15日


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